「こんにちは。 始めてプレーパークに来ました。」
横浜のうさぎ山プレーパークに7歳のエミトトロといっしょにやってきた。
声をかけた人は、プレーリーダの一人の「ちゃー」さんだった。
「どんな遊びをやってもいいですよ。」
自然体の姿に、大切なものを知っている人の思いを感じとった。
うさぎ山プレーパークは、大きな公園の一角をしめる、
自然の雑木林がそのまま残っている心休まる場所です。
柔らかい土の下に、自然の生命を感じることができる特別な場所。
都会に住むことを強いられている子供たちに、
自然の土と繋がることのできる場所を増やしていけたら幸い。
ここのプレーパークでは、大人と子供がいっしょになって、
焚き火を囲むことが許されている。
自分の力の及ばない、聖なる火の存在を身近に感じることのできる
貴重な体験ができる環境があるのです。
昔の人が、焚き火を囲んで物語を語ったように、
私も、古代から引き継がれている神話を語ることができたら幸せ。
小さな子供たちは、物語の中に、大切なものを感じ取り、自然を尊び、
自分を愛し、そして、動物、植物、人間を愛する叡智を身につけてくれる。
自然の中での、焚き火をかこんだワークショップを開催してみたくなってきた。
「虹の戦士」の本の中で、「アイズ・オブ・ザ・ファイアー」という長老が、
子供たちにストーリテリングしていたように、
毎日の生活の中で、子供たちにメッセージを語る時間があったら、
どんなに幸せだろう。
全ての子供たちが、生まれる時に灯した心の炎が
消えてしまわないように、そっと守ってあげたい。
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