「輝く星 ホピ・インディアンの小年の物語」の中に次のような言葉があった。
「キバのなかでは、年長者が子どもたちにいろいろなことを教えたりもするのです。
歳を重ねた人たちの言葉にこめられた力は大きくて、知恵もあり、
ぼくたちは真剣に耳を傾けなくてはならないし、
そうやって自分たちのハートを清らかに保つための方法を
学ばなくてはならないのです。」
少し前に読んだ、アイヌの長老のストーリテリングの内容とシンクロした。
古代からの伝統と、経験による叡智を、口伝えに伝承している時には、
年長者の聖なる言葉に魂がやどる。
悲しいことに、聖なる教えを伝える長老の数が少なくなってきたと聞いている。
そのことに気が付いた私たちが、次の世代にメッセージを受け継ぐための活動を
始める時が来たように感じている。
聖なる賢者の言葉を心で理解すると共に、自分を成長させ、自分の言葉で、
大切なメッセージを次世代につたえること。
子供たちが、真剣に耳を傾けるような、心に届くメッセージを発信したい。
そのためにも、自分自身で、伝統のメッセージを感じ取ることが、最初の1歩。
最近、「ホピの予言」という映画を入手した。
その中で、メディスンマンンのメッセージを聴くことができた。
そして、今聞いてみたいのは、アイヌのシャーマンのストーリテリング。
昔のシャーマンが語った言葉の録音テープと、その解説があると聞いたので、
それを探してみたいと思っている。
なぜ、急にストーリテリングを聞いてみたくなったのかは、自分としても、
分からない。
ただ、何か大きな力が働いていることを感じている自分が存在しています。
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