カチナ人形に感謝
「あれ、カチナが新聞にのっている。」
カチナとは、アメリカ・インディアンの
ホピ族に伝わる大地の精霊たちのことを表す。
その姿を人形として表現して、
ホピの人たちは、子どもに与えてきた。
遊び道具としてではなく、
大地のスピリットの尊さを伝承するための、
子供たちに与えたのだと思う。
ホピの地から、長いたびをして、
ようやく僕の住む地域にやってきた。
「県立近代美術館葉山 ホピ族の精霊人形と巨匠アンテスの作品 地球のメッセージを伝える」
という見出しが「京浜急行の沿線ニュース」という地域新聞の一面に搭載された。
自分の住んでいる町で、カチナ人形の写真が載った新聞に会う事ができて幸せ。
カチナ人形との最初の出会いは、2004年11月28日、伊丹市立美術館だった。
「虹の戦士」という本を読み、北山耕平さんに会いたくなった。
北山さんと初めて出会ったのが、伊丹市立美術館の「虹のカチナ人形」の前だった。
「横浜から来ました。」と言うと、
「葉山でも開催するんだよ。」と教えてくれた。
北山さんとの出会いから、楽しいつながりがどんどん増えている。
大きな心をもつ友だちとのつながりが、僕の人生の宝物となっていることを改めて実感する。
大きな心の繋がりは、全ての道を創り出す。
大きな心の繋がりは、全ての物の始まり。
大きな心の繋がりは、全てが消滅しても、永遠に続く命の綱。
2005年8月12日は、「カチーナのための夕べ」に参加する。
インディアンフルートの音とともに、カチナたちは、聖地に送られていく。
カチナと出会ってから8ヶ月、いろんな経験をすることが出来ました。
ホピの聖地から、日本の地に、グレートスピリットを運んできてくれた、
カチナ人形たちに、感謝の気持を贈りたい。
コメント