夢のように気持がいい夢をみた。
雲の上を飛ぶ、白い馬に乗ると、とっても気持がいいですよ。
背筋をシャンとのばした姿勢で、羽ばたきに身体のリズムを合わせていると、
馬と僕の心が一つになるように感じます。
これは、夢のお話です。
通勤時間の電車の中で、自分を守るために、「夢見」の状態をつくっています。
立っている状態で、しっかりと背筋を伸ばし、目をつぶていると、
いつのまにかイメージの世界に行けるのです。
すこしだけ夢のストーリをお話します。
雲の上で待っていると、向こうから白い馬にのった老人がこちらに向かってきます。
その白い馬は大きな翼で飛んでいます。
その馬が自分にぶつかってきました。
でも自分の身体を巻き込むように馬が通りすぎていこうとしたとき、
僕はその老人の後ろに座っていました。
そして、しばらく飛んでいると、その老人は消えてしまい、
僕だけがその白い馬にのって、雲の上を飛んでいたのです。
広く続く雲の平原を、静かに飛んでいる感覚に、なつかしさを感じてきました。
馬に乗って走った経験もないのに、馬の上下の動きに、
身体が自然に同期をとっているのです。
夜の空、星がいっぱい輝いています。
乳白色の雲は、心を包み込むように、優しい表情をしています。
その上を、聖なる馬にまたがって、背筋をのばしている自分が、
とても愛しくなってきました。
遠くに雲の谷が見えて来ました。
その谷底には、きれいな青い地球が見えます。
きれいだなと思った瞬間、白い馬は消えてしまい、
自分は地球に向かって落ちていきます。
ここで夢見はおしまい。 乗り換えの駅に到着です。
今日は、どんな夢を見ることができるでしょう。
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