「私はここの石に印します。
そして石のかけらを取り、2つに割って、
双子(織り人と響かせる人)にひとつずつ渡して言いました。
これを持っていなさい。
いつも、すべてを取らないように。
これを日本、ドイツ、フェニックスに持っていかないで、
秘密の場所に入れておき、もうひとりだけに教えなさい。
もう一人は東へ、日の入るところまで旅しなさい。
額を太陽に当てるまで。」
「いつか戻ってきなさいと言われるときが来たとき、
あなたは違って見えるかもしれないし、同じままかもしれません。
でも、この欠片がピッタリと合ったら、われわれが探していた兄弟です。」
ホピ族のエルダー、ヴァーノン・マサヤスバさんが、
江本勝さんと対談したときのお話を、Hadoという雑誌から紹介しました。
アメリカ・インディアンのホピ族と、私たち日本人との関係は、
とっても古い先祖の時代に繋がっていたのかもしれません。
そして、伝説に登場する「織り人」とは、どのような人だったのでしょうか。
日本に伝わる織物、そしてアイヌの人たちの織物がイメージとして浮かんできました。
縦と横の糸を織ることは、ホピの人達にとって、特別の意味があるように思います。
織り人が日本人だとすると、
私たちに「戻ってきなさい」という指令がでているような気がします。
「ホピの予言」2004年版上映用のDVDを、私が持っていることも、
なんらかの意味があるのかもしれません。
一人でも多くの人が、
その人が住んでみたいと思う、自然の環境を、思い望むだけで、
なにかが変わっていくように感じます。
一人より二人、そして100人の純粋な希望が、
自然を元気にしてくれることを心から信じています。
石の欠片は、いまどこに眠っているのでしょう。
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