「虹の戦士」の本に載っている、北山耕平さんの「あとがきにかえて」の一部から
短いバージョンの「虹の戦士」のお話を、5回に分けてご紹介しました。
今回は、いよいよ完の部分のメッセージです。
「この子供たちは、空にかかる虹を愛する。
もう一度大きな虹を大空に呼び戻してくれることだろう。
だからこそわれわれインディアンたちは、
この子供たちのことを『虹の戦士』と呼ぶのだ。」
虹の存在が、自分にとってどんなものなのかは、今だに理解出来ていない。
なぜ、虹にひかれているのかを、説明することはできない。
僕は、純粋に、きれいな虹が好き。
意識しだすと、自分のまわりに、虹の絵がいっぱいあることに気が付いた。
子供の通う音楽学校のテキスト、学校のポスター、
工事現場の看板、缶コーヒのデザイン。
いろんな場所で、虹の模様を目にする機会が多くなっている。
昔は当たり前のように見ることができた虹。
今となっては、夢の景色。
でも、本当に夢の景色になってしまったのだろうか。
多くの人の心に、「虹はもう出ない」という固定観念が住みついているように感じる。
2004年の新聞に、「きれいな虹がかかりました。」という記事が掲載されていた。
なんか違うように思っている。
そのうちに、「きれいな太陽が見えました。」みたいな記事が
新聞に載らないようにするために、私たちは何ができるのだろう。
最近になって、自然のエネルギー変化が、とても活発になっているように感じる。
自分の髪の毛や、平行感覚に、不思議なエネルギーを感じている。
毎日まいにち、祈りつつ、普通の生活をおくっている。
「願わくば 偉大なる精霊が
明日も あなたのこころに
日の出を もたらさんことを。」
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