短いバージョンの「虹の戦士」のお話は、
北山耕平さんの「あとがきにかえて」の一部として本に載っています。
5回に分けて少しずつご紹介しています。
今回は4番目の部分です。
「そして、そうなったとき、そこに一群の子供たちがあらわれる。
この子供たちは動物たちを愛する。
消えた動物たちを呼び戻すことになるだろう。
この子供たちは木を愛し、
もう一度大きな木を呼び戻すことになるだろう。
この子供たちは人間として互いに愛し合い、
もう一度人びとがみんなで互いに平和に暮らせるようになることに
力を貸すことになるだろう。」
一群の子供たちという部分を聞いた時、僕は言葉通り「子供」をイメージしました。
自分は大人だから、「子供」にはなれないんだと単純に思い込みました。
そして次に考えたことは、
「どうやったら、その子供たちを支援できるだろう。」ということです。
少しだけ考える観点を変えてみました。
虹の戦士をストーリテリングしている長老にとって、子供とは何歳までなんだろう。
80歳の人にとって、60歳の人達は、まだまだ子供なのかな。
さらに、観点を変えてみます。
母なる大地にとって「子供」とは、何歳までだろう。
私たち大人を含めた、地球の全ての「生み出されたもの」は、
全て「子供」として考えることができるのかな。
「自分は、地球の子供」という自覚をもった時、ホピの予言の通り、
人間として互いに愛し合う「子供」になることが出来るように思います。
傍観者から主体者へ立場を変えて、いっしょに虹を創ってみませんか。
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