「背中全体が、ピリピリするんです。」
自分の心が、大切なものを感知したときの表現のしかたです。
コーチングの中で、相手のビジョンに触れたとき、強く感じ始めるのです。
理屈では説明できないけれども、自然に身体が反応してしまうようです。
その感じ方が、何を表すかは、なるべく説明しないようにしています。
頭で考え出すと、頭が自分の身体をコントロールしてしまうので、
誤った感覚になってくるのです。
出来るだけ、ニュートラルに、全身の感覚を解放してあげると、
今まで忘れていた感覚が復活して、いろんなメッセージを受けることが
出来るようになります。
未だに分からない感覚が三つあります。
時々、肩のあたりが、集中的に熱くなるのです。
赤く熱した円い石が、突然身体の中に入ってくるような、
強い熱を感じることがあります。
左肩だったり、鎖骨の所だったりするのです。
もう一つは、背中の左右の一部が、ジリジリと感じ出すことがあります。
皮膚の下が、引きつったような強いジリジリ感が数十秒続くのです。
時々感じるので、いまは気にしなくなったけれど、不思議な感覚です。
そして、もう一つが、突然やってくる、平行間隔がブレる現象です。
普通に座っていたり、歩いている時に、目の前の空間がずれるような、
グラッとした感覚になるのです。
数十分続いたり、一瞬で終わったりするけれど、
すごくインパクトの強いものを感じています。
自分の身体を、改めて感じてみると、面白い発見がいっぱいあります。
何故だか分からないけれど、コーチングの経験を深めていくうちに、
自分の心が、自分の身体と分離して、客観的に観れるようになったのだと思います。
自分の心にある、大きなビジョンを実現するためには、
自分の身体を大切にして、動ける状態にしておくことが重要です。
「思い」だけが、どんなに大きくても、動ける身体がなければ、
形になっていかないのです。
自分の身体が、とっても愛しくなってきました。
少しだけ、身体が感じていることを、心のままに表現してみませんか。
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