エリコ・ロウさんの「聖なる旅の教え」のなかに、
ペトログリフという古代の壁画の写真がのっている。
古代の人々が、私達にエッセージを伝えようと、使命にしたがって壁画を
創りあげたものだと思う。
現代的常識を植えつけられた私にとって、壁画の意味を読み取ることは難しい。
どうしても、常識的解釈が、頭の中で明確になってしまう。
絵を書くことが大好きなエミトトロ(7歳)に、壁画の写真を読んでもらった。
「これは、なに?」
「なみ」
「これは?」
「かみなり」
「それでは、これは?」
「てがみ」
「それでは、全体でどんなことが書いてあるの?」
「なみと、かみなりのおきるとき、てんからのてがみがとどく。」
「そうなんだ、ありがとう。」
本の説明の中に、ヘビの説明があったので、カミナリの絵を、
迷わずヘビだと思いこんでいた。
全ての固定観念を取り去った心と身体で絵を感じること。
その絵にこめられた、古代のメッセージを読み、現代に伝えることが必要だと思う。
ストーリ・テリングとして、古代から伝え継がれてきたお話と、
ペトログリフが同調する瞬間が近いように思えてきた。
古代を読み取る能力を与えられた人達に、本当のメッセージを聴いてみたい。
日本に住む私達も、古代から受け継いでいるストーリの本当の意味を
読み取る時期に来ているように感じる。
日本のメディスンウーマンが、感じ、読み取ったメッセージを、受け入れ、
同じ心の多くの人たちに伝えることが求められているように思う。
願わくば、明日も、聖なる太陽の光が、幸せを授けてくれますように。
コメント