北山耕平さんは「虹の戦士」の本の中で、次のようにメッセ−ジを伝えている。
「かつてわたしは自分の本で、日本人が『ルーツを喪失したインディアン』である
可能性を指摘した。
わたしたちは『あらかじめ母なる地球との絆を失ってしまっている』のだ。
そして『縄文時代のライフスタイルを今に伝える世界の先住民に残された
教えと生き方を学びなおすことで、もう一度日本列島と自分とをつなぐことも
できるはずだ。」と。」
私は、自分の子供の中に聖なるものを感じている。
そして、子供の行動を通じて、自分の中に眠りこけていた偉大なるスピリットを
呼び起こす幸運に恵まれた。
その日、7歳になる子供といっしょに、渋谷の児童会館に遊びに行った。
ぬりえのコーナで目に入ってきたのは、インディアンのヘアバンド。
いろんな色を塗って、ハサミ切り取り、ヘアバンドとして、頭につけてみた。
心が若駒のように弾んできた。
そして、その時がやってきた。
ヘアバンドを付けた子供の写真を撮ろうとしたとき、その姿に勇者の威厳を感じた。
いままでの子供の表情とは異なる、心からの自信と威厳を保つ姿勢にスピリットを感じた。
「生まれたときから、聖なるものを持っているんだ。」
その時、心で感じた。
生まれたときに与えられたスピリットを呼び起こすことが必要になる時代に
突入している。
今生きている大人達が、自分の住みたい環境に変えることをしていかないと、
自分たちの後から生まれてくる聖なる子供たちに大切なものを引き継ぐことが
できなくなってしまう。
偉大なるスピリットの指し示す、自分に素直な生き方を実践し、
もう一度地球を好きになれるようにするために、いまから出来ることはなんだろう。
大地からのメッセージを事実として受けとめる人達が増えることを夢見ています。
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