「どんな香りする?」と子どもに聞いてみた。
すると、
「カラシみたいな辛い香りがする。」と答えた。
香りって、人それぞれ感じ方が違うんですね。
セージというハーブは、古くからアメリカ・インディアンが儀式のときに使っているものです。
乾燥させたセージに火をつけ、その煙でいぶすことによって、
部屋、空気、石、動物、植物、身体を浄化すると信じられているものです。
そして、ハーブをいぶした香りは、心をリラックスさせてくれる効果があると言われています。
私も手にいれて、小さな白い葉に火をつけて、すぐに火を消してみました。
すると、白い煙がモクモクを出てきます。
鼻の奥の何かが、その煙に反応してきます。
その煙は、自分の中の雑音を消し去り、背筋をピンとのばすような気持になってきます。
よく分からないけれども、「聖なる」という言葉がピッタリします。
そして、自分の周りの空気が、引き締まるようになっていくのを感じることができるのです。
私は、コーチングを始める前に、自分の雑念をとり、コーチングの相手の方の感じ方に
全神経を集中できるようにする目的で、聖なるセージの煙をたくことにしました。
心と心の繋がりは、聖なることとして、大切にしたい私のこだわりです。
自分自身がリラックスして、心に迷いが無い状態になってくると、
自分に関わる周りの人達にも良い影響を与えることに、だんだん気が付いてきました。
コーチングをするときも、コーチの心が安定し、
どんなことにも動じない心構えができていることが大切と私は思います。
アメリカインディアンの古代からの叡智と伝統を、私達の生活の中に取りいれていくことが、
これからの子供たちの輝きにつながっていくように思っています。
いまの時代を生きる私達が、過去と未来をつなぐ役割を達成できるように、
できることから少しずつ実行していくことにしています。
セージの香りを楽しんでみませんか。
コメント