「人間は痛みや苦しみ、失望や心の痛みや
物質的快適さの喪失にも絶えられます。
でも人間は、家族に愛され大切にされなければ、
弱り、病気になって死んでしまいます。」
「アメリカ・インディアンの聖なる大地の教え」の中に、
生命力の秘密という叡智が書かれている。
毎日の生活の中で、自分が「愛されている」と感じる時は、どのくらいあるでしょう。
そして、自分が「大切にされている」と思う時は、どれだけあるでしょう。
会社の中で、「大切にされている」としても、
それは利害関係による、一時的な満足感かもしれません。
家族の中で満たていないことを、社会に求めているのかもしれません。
一時的な満足感は、本当の意味での生命力を生み出しているのでしょうか。
家族のように無償の関係で結ばれた人が、一人でもいれば、
孤独を感じる事はないと思います。
自分のそのままの姿を認めてくれ、ありのままの自分のことを大切にしてくれる人が、
一人でもいれば、生命力を喪失することはないと思います。
あなたのそばに、無償の関係で結ばれた、信頼できる人がいるでしょうか。
そして、心が弱った時に、その人に助けを求める勇気を、
あなたは身につけているでしょうか。
その人に助けを求めることをしなければ、癒されることなく、
一生孤独とともに暮らす事になります。
アメリカ・インディアンの叡智を信じる準備ができたなら、
信頼できる家族のような人に、心の助けを求めてみることを薦めます。
どんなにパワフルな人でも、ふとした瞬間に、心の力が衰弱する時があります。
僕自身も、周期的に、心の弱くなる時期がやってきます。
そんな時は、自らの弱さを外に見せる事によって、助けてくれる人を求めてみるのです。
孤独の中で我慢する事にエネルギーを使うよりも、
信頼する人に助けを求めることにエネルギーを使うほうが、
早く元気を取り戻すことができるようです。
心の力が弱くなったとき、どのようにして生命力を取り戻していきましょう。
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