大きな木に囲まれた公園の中では、子どもたちが野球で遊んでいます。
そして、公園の横には、小さな子どもたちの遊ぶ遊具がならんでいます。
今日の夕方から、この公園で、「風を開く」方法を北山耕平さんから
伝授してもらえるという幸運に恵まれたのです。
風をひらくことは、アメリカ・インディアンにとっての、世界を聞く方法。
どんな自分を見つけることができるでしょうか。
そして夜8時からは、メディスン・トークが始まります。
心で聞くネイティブ・ピープルのストーリテリングについて、
北山さんと、ストーリテラーの古谷和子さんのお話を聴くことができるのです。
そして、のなか かつみさんの奏でるインディアンフルートを
聞くこともできるのです。
あと4時間後に、この公園から、世界に向けたメッセージが
発信されるかもしれません。
ワクワク、ドキドキしてきました。
・・・ あれから6時間たちました。
古谷さんの語る「虹の戦士」に心が響き、自然に涙が出てきました。
感動の涙というより、心が反応して、涙がひとりでに出た感じです。
初めて聞くインディアンフルートの音色は、音楽と言うよりは、
やさしい自然からのメッセージのように感じました。
風を開くためのワークショップでは、北山さんの指導のもと、
自分の周りのある音を、一つひとつ聞き取る練習を30分くらいしました。
そして、公園でのワークショップの最後には、40人全員で手をつなぎ、
先日犠牲となった方々へのご冥福を祈るとともに、
都会の生活に自然が戻ってくるように皆で祈りました。
残念ながら、どんなに耳を澄ましても、
都会の公園では、人口的な音しか聞こえません。
私は、自然からの警告のメッセージも受取ることが出来ない
都会の恐さを再認識しました。
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